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函館・五稜郭駅前に牧場直営のテークアウト専門店「おぐに牧場 和牛堂」

看板商品の「牧場メンチカツ」

看板商品の「牧場メンチカツ」

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 牧場直営のテークアウト専門店「おぐに牧場 和牛堂」(函館市亀田本町、TEL 070-8426-8297)が10月17日、オープンした。

JR五稜郭駅前「スターバックス函館五稜郭駅前店」の裏にオープンした「おぐに牧場 和牛堂」

 黒毛和牛の肥育から販売までを一貫して手掛ける「おぐにビーフ」(北斗市)の直営店。同牧場は食肉の格付け制度にとらわれず独自の研究で食味の良さを追求する姿勢が認められ、北海道の食と食文化の発展に寄与した個人・団体に授与される「小田豊四郎賞」を5月に受賞した。

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 一方、コロナ禍で全国的に和牛の需要が低迷しており、「こんな時だからこそ生産者として和牛の良さを発信したい」と出店を決めた。「牛舎めし」をコンセプトとして掲げ、牧場の働き手が昼食に食べる「賄い」をイメージした総菜や家庭料理を提供する。

 メニューは、添加物を加えず黒毛和牛のみを使って仕上げた「牧場メンチカツ」(350円)、黒毛和牛ソーセージをトマトソースやチーズと共にパイで包んだ「ソーセージパイ」(350円)、スタンダードな味わいの中に牛肉のうま味が広がる「ビーフカレー」(700円、ライス抜きは2人前650円)など、手頃な価格設定にした。小国美仁社長は「和牛は高級品とのイメージが定着しているが、地元のおいしい肉を手の届く価格で提供し、もっと身近に食べてもらうことで食育にもつながるのでは」と期待を込める。

 「おいしい和牛は煮込めば煮込むほど香りと味わいが広がる」との思いから煮込み料理にも力を入れ、和牛を豆腐や卵などと一緒に煮込んだ「和風煮込み」(850円、ライス抜きは2人前800円)、黒毛和牛100%のハンバーグを牛すじ入りデミグラスソースで煮込んだ「煮込みハンバーグ」(980円)をそろえた。黒毛和牛の希少な部位を使った「焼肉重」(1,500円)も10月末頃から販売する。

 小国さんは「焼肉重以外は全て1,000円以下に抑えた。身近な料理を通して黒毛和牛の良さを知ってもらえたら」と利用を呼び掛ける。

 営業時間は11時~17時30分。月曜~水曜定休。食品ロス防止のため電話での予約を推奨している。