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道南いさりび鉄道が2022年版カレンダー制作 四季の沿線風景中心に

壁掛け型と卓上型のカレンダーを掲げる道南いさりび鉄道のアテンダント

壁掛け型と卓上型のカレンダーを掲げる道南いさりび鉄道のアテンダント

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 道南いさりび鉄道(函館市若松町)が11月13日、2022年版カレンダーを発売する。

壁掛け型と卓上型のカレンダー

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 同社がカレンダーを制作するのは今年で5年目。今年も昨年に引き続き、壁掛け型と卓上型の2種類を用意した。どちらも2カ月1枚のタイプで、壁掛け型はB3判縦。卓上型は縦10.5センチ×横20.5センチで、カレンダー部分を切り離すとポストカードとしても使える。

 図柄は四季折々の景色を駆け抜ける列車の写真を中心に12枚をセレクト。壁掛け型と卓上型で6枚ずつとし、両方購入しても違う風景が楽しめるようにした。壁掛け型の5月・6月は、チューリップが咲き誇るサラキ岬(木古内町)のそばを駆け抜ける「ながまれ号」の写真を採用。卓上型の3月・4月は、満開の桜の枝を揺らすように走る白色車両の写真を用いた。

 自社車両の写真だけでなく、JR貨物やJR北海道に関連した写真も収録。壁掛け型の7月・8月は、海と函館山を背景に走る貨物列車の写真を用いた。同じく壁掛け型の11月・12月は、函館駅に隣接するホテル「JRイン函館」の客室から見下ろした同駅の眺めを図柄とした。

 企画営業課の春井満広さんは「当社の線路を走行している貨物列車は、北海道の物流を支える大切な存在。JRイン函館とは、列車が見られる『トレインビュー』の客室に泊まれる特別プランの販売で連携しており、カレンダーを通してJR貨物・JR北海道両社との連携を目に見える形で表現した」と意図を説明。「全体を通して、列車だけでなくいさりび鉄道沿線の風景が感じられる構成とした。いさりび鉄道線に親しみや関心を持ったり、たまに乗ってみようかと思ってもらったりするきっかけになれば」と期待を込める。

 価格は両タイプ共通で1部700円。同社本社窓口(若松町)、五稜郭駅売店(亀田本町)、函館蔦屋書店(石川町)、函館駅2階「いるか文庫」(若松町)などで販売する。通信販売にも対応する。

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