道南いさりび鉄道(函館市若松町)は3月18日、鉄道グッズの企画販売を手がける立誠社(大阪市淀川区)の協力を得て、鉄道をモチーフにした子ども向け靴下「鉄下ながまれ号」を発売した。
「鉄下」は全国各地のさまざまな鉄道車両を図柄で表現した靴下シリーズ。「鉄下ながまれ号」は、観光列車として運用されることもあるキハ40形1700番台「ながまれ号」をモチーフに、函館山のシルエットや津軽海峡のいさり火と街の明かり、空にきらめく星などの外装を再現。「のんびりくつろいで」を意味する古い方言「ながまれ」をデザイン化したロゴも描いた。
サイズは16センチ~20センチ、価格は440円。同社の本社窓口と五稜郭駅売店のほか、青函連絡船記念館摩周丸、函館駅2階いるか文庫、道の駅みそぎの郷きこない(木古内町)、ほっとマルシェおがーる(北斗市)で取り扱う。
企画営業課の春井満広さんは「たくさんの子どもたちがこの『鉄下』を履いてながまれ号を身近に感じ、いつか父母や祖父母と一緒に当社線に乗ってもらえたら。そんな子どもたちが増えることが、当社線の未来につながると信じたい」と期待を込める。