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丸井今井函館店が開業130年企画 地元の食事業者に催事場を無償提供

函館と道南で食に携わる事業者36店が集まる「函館・道南じもとマルシェ」

函館と道南で食に携わる事業者36店が集まる「函館・道南じもとマルシェ」

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 道南地域で食に携わる事業者が集まる催事「函館・道南じもとマルシェ」が4月13日、丸井今井函館店(函館市本町)7階催事場で始まった。

現地の豆腐店から伝授された製法で沖縄の味を再現した「ゆしどうふ」

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 同店の開業130周年を記念し、地域に根ざした飲食店や生産者、食物販を行う事業者などに販売スペースを無償で提供する同企画。催事への出店経験がない事業者や、同店への出店実績がない事業者にも広く販売の場を提供するため、道南の食産品に特化した通販サイトを運営する「ロカラ」(鍛治1)と、函館圏の産品の宣伝や取引のあっせんなどを手掛ける函館物産協会(東雲町)の協力を得て出店者を募り、計36店を集めた。

 「やっこさん豆腐」のブランドで知られる日乃出食品(七飯町緑町)は、沖縄県糸満市の宇那志豆腐店から伝授された製法で当地の味を再現した「ゆしどうふ」(302円)を販売。乳製品とハム・ソーセージ類の製造を手掛けるトワ・ヴェール(黒松内町目名)は、自社製のクリームチーズと生クリームを使ったイタリア風のアイスケーキ「カッサータ」(1,501円)を出品した。水産加工のイリエ船橋商店(鹿部町鹿部)は、タラコを使ったカラスミ風珍味「タラスミ」(1,100円)を数量限定で販売する。そのほか、各事業者が持ち寄った水産加工品、畜産加工品、乳製品、弁当類、スイーツなどがそろう。

 同店営業統括部の山田睦さんは「地域の皆さまとの協業を通して、函館・道南の食と地元の皆さまをつなぐのが今回の催事の目的。この規模で開催できることが当店の強みなので、それを生かしてこの地に貢献できればと思って企画した。海の街函館と自然豊かな道南から自慢の『うまいもの』を紹介するので、足を運んでもらえたら」と呼びかける。

 開催時間は10時~18時30分(最終日16時終了)。今月18日まで。

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