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道南地域3町で限定販売 桜の葉を使った長期熟成ビール「バーレーワイン」

バーレーワインスタイルの「かんこま地ビール」

バーレーワインスタイルの「かんこま地ビール」

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 大沼ビールの銘柄で知られる醸造所「ブロイハウス大沼」(七飯町)が4月1日、「バーレーワイン」スタイルのクラフトビール「かんこま地ビール」を発売する。

「かんこま地ビール」掲げる日本航空の小川さん

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 バーレーワインは、大麦(バーレー)を大量に用い、長期熟成させたアルコール度数の高いビール。華やかな香りと濃厚かつ芳醇な味わいが特徴で、ワインのように自宅でさらに熟成させてから飲むのが一般的。

 かんこま地ビールは、駒ケ岳エリアに咲く桜をイメージし、香り付けに桜の葉を乾燥させたパウダーを使う。アルコール度数10%で、出荷前に約4カ月間熟成させた。「麦芽の風味としっかりとした苦み」が特徴で、ほのかに桜餅のような風味が感じられるという。ワインを思わせるラベルは、七飯町大沼地区在住のデザイナーが手がけた。

 観光庁の「看板商品創出事業」の補助金を活用し、北海道駒ケ岳を囲む七飯・森・鹿部の3町でつくる「環駒ケ岳広域観光協議会」と日本航空函館支店が地域の特産品づくりの一環として共同開発した同ビール。ブロイハウス大沼では直売せず、3町の道の駅、計4か所でのみ販売する。1本720ミリリットル入りで2,500円。約650本限定。

 「熟成させるとよりまろやかになるので、楽しみにとっておき、記念日などに開けてほしい」と日本航空函館支店の小川弘さん。ブロイハウス大沼専務の蜂矢寛さんも「なかなか行く機会がない道の駅にも、これを機に足を運んでほしい。来年もこの時期に販売したいので、一年に一度のぜいたくとして楽しんでもらえたら」と呼びかける。

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