豆腐愛好家で作るコミュニティー「豆腐向上委員会」が8月19日、函館エリアの豆腐店と大豆を育てる農場を巡り、豆腐の食べ比べなどを行うランチ付きツアー「豆腐で巡るはこだて」を実施する。
同委員会は、豆腐の魅力を発信・共有するために作られたフェイスブック発のコミュニティー。SNSで豆腐に関する情報を発信するほか、関東で大豆や豆腐をテーマにしたツアーや大豆農家をインタビューするイベントなどを開いてきた。今回は初めて関東を飛び出し、北海道でイベントを開く。
当日は函館駅に集合。まず、つるの子大豆などを栽培するローラファーム(函館市豊原町)を訪ね、大豆栽培の話、同農場の有機栽培・農福連携などの取り組みについて聞く。続いて場所を移動し、全国豆腐品評会の北海道・東北ブロックで金賞を受賞した日乃出食品(七飯町緑町)の担当者から話を聞く。その後、「Okinawa Cafe(オキナワカフェ)」(谷地頭町)で函館の豆腐を使ったランチを食べ、さらに今回のツアーに協力した豆腐店4店の豆腐を食べ比べる。
昼食後、地元大豆にこだわる勝田豆腐店(七飯町大川)の話を聞き、元町散策をした後、函館で最も歴史のある豆腐店、佐々木豆腐店(宝来町)と商店街の中にある堂守豆富店(中島町)を訪ねる。
「北海道には有名な大豆が多く、以前から関心を寄せていたが、函館エリアの豆腐店を訪ね歩いて話を聞くと、それぞれに個性やこだわりがあり、とても面白いと感じた」と同委員会の家中美思さん。「豆腐を買って楽しむだけでなく、作り手やその思いを知ると、もっと豆腐に愛着を持てるはず。自分自身も楽しみにしているので、ぜひ多くの人に参加してもらえたら」と呼びかける。
現在、参加者を募集している。参加費は、午前・午後通しの「朝からコース」=4,000円、オキナワカフェから合流する「昼からコース」=3,000円。特典として、同委員会のマーク入り保冷バックが付く。8月12日まで、Peatixで申し込みを受け付ける。