函館市や函館商工会議所などでつくる「はこだてフードフェスタ実行委員会」が3月8日、「はこだてFOODフェスタ2021」の主要イベントを3月15日~28日に行うと発表した。
今年は大規模の集客イベントを行わず、参加店での店内飲食やテークアウトを中心とした企画で展開する。
主な内容は、フェスタ期間限定のランチや地元食材を使った特別メニューの店内飲食(参加32店)、フェスタ期間限定メニューのテークアウト販売(同34店)、特別メニューや鍋セットの宅配(同8店)、3月20日・21日に函館朝市ひろば(若松町)で開催する「FOODフェスタmini」(同9店)。各店の限定メニューや販売品目などの詳細は、3月12日に公式サイトで発表する。「FOODフェスタmini」での販売を予定していた「海上自衛隊函館基地隊監修ミニカレー」は中止する。
会期中、フェスタ参加者に景品が当たるプレゼント企画も行う。各店で特別メニューを500円以上、飲食または購入し、専用ハガキに必要事項を書いて応募した人を対象に、湯の川温泉共通宿泊券や海産物詰め合わせなどの景品を抽選で200人に進呈する。
このほか、湯の川温泉のホテル・旅館でのフェスタ限定プランの販売、プロの料理人が教える料理教室の動画配信なども行う。
「はこだてFOODフェスタ」は、食の産業化を目的とした冬のグルメイベントとして2018(平成30)年に始まった。2年続けて函館アリーナで開催されたが、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大により直前で中止になった。2年ぶりの開催となる今年は、当初2月15日~28日の開催を計画していたが、市内と全国的な感染拡大状況を踏まえて1カ月の延期となった。