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「はこだて旅情アロマ」 夜景や温泉宿など観光名所をイメージした香りを試作

「はこだて旅情オイル」を考案した池田さん

「はこだて旅情オイル」を考案した池田さん

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 函館の観光名所をイメージした「はこだて旅情アロマオイル」の試作品を体験できるブースが6月18日、函館蔦屋書店(函館市石川町)屋外で開かれるイベント「函館蔦屋蚤(のみ)の市」に出店する。

函館の観光名所をイメージした3つの香り

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 オイルをブレンドしたのは、函館市内でアロマセラピーなどの自宅サロン「ふわりあん」を開く池田華奈さん。函館で生まれ育ち、「大好きな地元のために、何か自分の仕事で役に立てることがあれば」と以前から考えていたという池田さんは最近になってふと、「大好きな函館を香りで表現したい」という考えが浮かんできたという。「ホテルの売店に函館らしい香りのアロマがあったら喜ばれるのでは」「その売り上げの一部を寄付して、もっといい街にするのに役立ててもらえたら」と発想が膨らんだ。ツイッターでも好意的な声が複数寄せられたことから、さっそく試作に取りかかり、オリジナルのブレンドアロマを作り上げた。

 爽やかなかんきつ系をベースに、観光客でにぎわう晴れた昼間のベイエリアをイメージした「ベイエリア散歩」、ヒノキやヒバを主体にウッディー系の精油をブレンドし、木の温もりや深い安らぎを表現した「湯の川の温泉宿」、函館夜景の「澄み渡るようなキラキラ感と山上の肌寒さ」を表現した「100万ドルの夜景」の3つ。サロンの利用客やイベント出店時の来場者に香りを体験してもらって反応を探り、サロンが10周年を迎える来年4月までには少なくとも、いずれか1つを商品化したい考えだという。

 18日のイベントでは、当日のセラピーを体験した人に優先して香りを体験してもらう。他の利用者がいない時間帯は、池田さんに申し出ると香りを試せる。

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