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函館の画家・三浦卓也さんと月村朝子さんが作品展 これまでの軌跡を一堂に

約3年ぶりの絵画展を開く三浦さんと月村さん

約3年ぶりの絵画展を開く三浦さんと月村さん

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 函館在住の画家、三浦卓也さんと月村朝子さんの作品を集めた「アップルムーン絵画工房展」が3月12日、函館市地域交流まちづくりセンター(函館市末広町)で始まった。

わが子のしぐさを捉えた三浦さんの作品

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 絵画の受注制作と絵画教室の運営を手がける三浦さんと月村さん。三浦さんは、マドリードへの留学を経てスペイン・リアリズムに強く影響を受け、自身のスタイルを確立した2005(平成17)年から今に至るまでの間に描いた人物画や風景画の中から16点を展示。「身の周りのものを自然のままに、空気感を感じてもらえるように描いている」と絵に込めた思いを話す。

 自身の娘が見せた日常の何げないしぐさやまなざしを描いた作品も数点出品した。ひときわ目を引く赤い服を着た少女と白クマを描いた絵は、白クマのはく製がある北洋資料館(五稜郭町)を家族で見学した時の光景に着想を得て制作した作品。「絵の中で人を生かしたいとのコンセプトもあり、今しか描けない娘の姿を成長記録として描いている」と話す。

 月村さんは、絵画の道を志した中学時代に授業で制作した銅版画作品から、高校時代に描いた人物画、近年描いた油彩画・水彩画まで13点を出品。当時の写真を元に、母が生まれ育った街を「記憶の風景」として描いた作品や、子どもが起きる前の朝の時間に少しずつ描いた「大好きな函館でわが子が生まれた喜びを表現した作品」などが目を引く。

 「実物を見てもらうことで、絵が好きな10代の若者がずっと絵を描き続け、今も絵を描いて生活できていることを伝えられたら」と月村さん。「函館にもすてきな絵を描く人がたくさんいる。これから先もきっと楽しいことが待っているので、絵を描くことをずっと続けてほしい」とも。

 開館時間は9時~21時。3月23日まで。

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