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函館・五島軒が「縄文サンド」 パイ生地とクルミ入りブラウニーで地層を表現

パイ生地とブラウニーで地層を表現した「GOTOKEN 縄文サンド」

パイ生地とブラウニーで地層を表現した「GOTOKEN 縄文サンド」

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 1879(明治12)年創業の老舗レストラン「五島軒」(函館市末広町)が8月7日、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録を記念した焼き菓子「GOTOKEN 縄文サンド」を発売した。

焼き菓子で縄文を表現するため、約3カ月かけて開発したという

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 2枚のパイ生地でブラウニーを挟み、地層を表現した同商品。ブラウニーには縄文時代の人々も食べていたクルミを混ぜ込み、土器などの遺物が埋まっている様子がイメージできるようにした。パイ生地にはベルギー産チョコレートを練り込み、土の黒さや土器の風合いなどを連想させる工夫も。ブラウニーはジューシーに焼き上げ、「味についても自信を持って販売できる商品」に仕上げたという。

 外箱は、縄文土器に多い縄目文様や、北海道唯一の国宝「中空土偶」のイラストを盛り込んだデザインに。販売部の竹内啓二課長は「遺跡群に思いをはせながら味わっていただきたい。今後も地元企業として、世界遺産登録が決定した縄文遺跡群についてもっと多くの人に知ってもらえるよう、お菓子のおいしさでアピールしていけたら」と話す。

 価格は1箱(3個入り)540円。五島軒の各店舗で販売しているほか、オンラインショップでも取り扱いを始める予定。

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