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函館のホテル「啄木亭」の和傘フォトスポットがSNSで話題に コスプレ撮影も

日本庭園に面して設けられた和傘のフォトスポット

日本庭園に面して設けられた和傘のフォトスポット

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 函館市内のホテルが館内に設置したフォトスポットの写真が現在、SNSで話題を集めている。

大正時代に築かれた「松岡庭園」を背景に撮影が楽しめる

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 話題となっているのは、函館湯の川温泉の「湯元 啄木亭(@takubokutei)」のツイッターアカウントが2月26日に発信したツイート。大正時代に築かれた日本庭園「松岡庭園」に面する館内通路に設けた和傘のフォトスポットの写真に「函館の…漫画アニメ好き…コスプレイヤーの皆さん…和傘の前で写真を撮影したい方…いらっしゃいませんでしょうか…?」(原文ママ)とコメントを添えてツイートしたところ、600以上のリツート、1000以上のいいねが寄せられた(3月2日21時現在)。

 ツイートに対して「和傘が素敵すぎて、めっちゃ写真撮りたい」「和装創作の時に良さそうですね」「函館まで行ける時間さえあれば行くのに」「旅に行けるようになったら函館だな」などのコメントがあったほか、「薄桜鬼とか聖地ですし、和物系よさげですね」「鬼灯様やりたいなぁ」(以上、原文ママ)など、具体的な作品やキャラクターを連想するコメントも寄せられた。

 宿泊しない人や地元客にも庭園の四季の風景を楽しんでもらえるよう、これまでもフォトスポットの設置や館内装飾などに取り組んできた同ホテル。今回は新緑の季節に向け、庭園を背景に「映え感」を楽しんでもらえるようなディスプレーを意識し、和傘のフォトスポットを設けたという。自身も10年ほど前までコスプレイベントなどに参加していたというSNS担当の小田絵莉さんは「道南のコスプレイヤーさんの中で一組でも興味を持ってもらえたらと思っていたが、予想以上の反響があって驚いている」と喜ぶ。支配人の池田恭太さんも「庭園の眺めが楽しめて、記念撮影もできる。夜は通路の照明を落とし、和傘とあんどんで幻想的な雰囲気を演出するので、ライトアップされた庭園と併せて楽しんでもらえたら」と話す。

 同館はまん延防止等重点措置の期間中休館しているが、その間も問い合わせには対応する。営業再開後は、「モラルと節度を守って記念撮影を楽しんでもらえたら」と池田さん。着替え場所の確保を含むコスプレ衣装持ち込みへの対応や、撮影イベントを開くかどうかについては検討中で、「運用が決まり次第、SNSでお知らせしていく」としている。

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