シエスタハコダテ（函館市本町）が本年度、段階的にリニューアルを実施する。主に1階と地下1階を大規模に改装し、集客力を高める。

　2017年4月に開業したシエスタハコダテは、地下1階の飲食店フロアと1～3階の「無印良品」、4階にある市の施設「函館コミュニティプラザGスクエア」などから成る複合ビル。

　4月中旬以降に1階のリニューアルに着手し、7月中旬までに人気コーヒーチェーンの店舗を電車通り側の一角にオープンする予定。これに伴い、1階の無印良品の売り場は縮小する。

　地下1階は、無印良品を運営する良品計画の協力を得て全面的にリニューアルし、普段使いできる食のフロアを目指す考え。6月末でいったん全店舗が退去し、7月に改装工事を始める。リニューアルオープンは10月下旬の見込み。施設を統括する岡本啓吾さんは「市民により一層愛される施設を目指して計画を進めていくので、楽しみにしていただければ」と話す。

　リニューアルに先立ち、地下1階では6月30日までの期間限定企画として、市内と近郊のパン屋6店舗が日替わりで出店する「はこだてパンマーチ」を4月3日より実施する予定。

　月曜・火曜は「pannoma」と「サワダパン」の2店舗。金曜～日曜は、「ル・レーブ」「神戸こむぎ館」「ミールニィミール」の3店舗が出店する。営業時間は10時～15時で、パンが無くなり次第終了。水曜・木曜は休み。4月3日～5日の3日間は、「ちいさなしあわせパン☆」も出店する。同14日・28日は12時から、ギターの生演奏に合わせて歌える「歌声カフェ」も開催。ランチとコーヒー付きで1,500円。歌声カフェの申し込みは担当の高島さんが電話（TEL 090-8371-5554）で受け付ける。